やまとごころBOOKS第1弾!
ADVENTURE TRAVEL ENCYCLOPEDIA
コロナ回復期に注目される
アウトドアアクティビティを解説!
やまとごころBOOKSとは?
株式会社やまとごころが、「知識の共有を通じて日本の観光産業を強くする」をミッションとして立ち上げた出版レーベルです。
観光・インバウンドにおいて専門家の知見を共有するプラットフォームを目指しています。
「アドベンチャートラベル大全」
今こそ呼び込みたいアドベンチャートラベルとは?
著者: | 水口猛(国土交通省北海道運輸局観光部長) |
実重貴之(同省北海道局アイヌ政策調整官 併 内閣官房アイヌ総合政策室参事官補佐 ) | |
田中大輔(同省北海道運輸局観光企画課外客受入推進係長) |
アドベンチャートラベルは、アフターコロナ観光に革新をもたらす可能性を秘めた起爆剤の一つとして世界中から熱い視線を集めています。市場規模は全世界で6830億ドル、旅行1件あたりの消費額が一般旅行者の1.7〜2.5倍というだけでなく、その消費額の多くが地域に還元されることでも期待されており、今後の地域創生における注目の分野です。本書は、日本のアドベンチャートラベルの先駆けである北海道で、取り組みを牽引されてきた3氏を執筆陣に迎え、アドベンチャートラベルとは何か、より解き起こし、アドベンチャートラベルの持つ可能性、臨場感あふれるエピソード、具体的に実施していくための5つの要素など、「大全」の書名どおり全てを盛り込んだ1冊となっています。
A5 判(208ページ)
ISBN: 9784991217807
2021年8月25日発売
2,200円(税込)
ネイチャーガイドとして現場で感じているポイントが分かりやすく言語化されており、地域で一緒に活動する観光事業者に薦めたいと感じた。アドベンチャートラベルは「心の冒険旅行」。その旅行者は「向上心あふれる何でも挑戦者」。この成熟した顧客に対して、私たちがどのような体験価値を提供できるかが整理されている。
実はこの本、何が書かれているかに加えて、誰か書いているかも面白い。著者は、北海道運輸局と国土交通省の3名。さまざまな情報のど真ん中にいるAT担当職員による客観的データとその多面的解釈の蓄積だ。
あのボリュームの業務をこなしながら、こんな本を書かれてしまっては、現場でガイドをする我々は、すぐに実践し、結果を残すしかないと感じた。
北海道アドベンチャートラベル協議会
会長 荒井 一洋
北海道のみんなで力を合わせ、大きな時間とパワーをかけて獲得してきたアドベンチャートラベル(以下AT)についての知見が、惜しみなく盛り込まれた一冊。ATへの取り組みは、地域の持続性を担保するために観光がどうあるべきかを教えてくれる。言い換えれば、日本における既存の観光事業の再構築に他ならない。日本で観光地域づくりに取り組む全ての人たちが、自分の役割を考えていくために必読の書である。全国各地のAT推進体制が連携し、日本が最高の観光目的地になることを祈ってやまない。
株式会社北海道宝島旅行社
代表取締役社長 鈴木 宏一郎