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滋賀県2018年観光客数 インバウンド好調で過去最多5253万人

2019.11.13

滋賀県は8日、2018年の延観光入込客数が前年より5万5200人増えて5253万6200人となり、過去最高を記録したと発表した。日帰り客数は前年より6万3300人少ない4854万4100人だったが、宿泊者数は前年から11万8500人増えて399万2100人となった。

県の観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」の展開、イナズマロックフェスやももいろクローバーZのライブ開催、33年に一度の櫟野寺(らくやじ)の御開帳等など集客の要素があったものの、夏の天候不順や台風による通行止めなどの影響により、全体での伸び率は前年比0.1%に留まった。宿泊者数は、新規宿泊施設の開業等があったことから、前年より3.1%増となった。

外国人延観光入込客数は前年より11.9%増の60万976人となり、過去最高を記録した。日帰り客が前年比30.4%増の25万630人、宿泊客が前年比1.6%増の35万346人だった。外国人観光客に人気のある彦根城が前年比15%増、白鬚神社は280%増と大幅に増加した。

なお、入込客数が1番多かった観光地はラ・コリーナ近江八幡で、2位が黒壁ガラス館、3位が多賀大社となり、1位から3位まで昨年の順位と変動はなかった。

(やまとごころ編集部)

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