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バケーションレンタルに関する意識調査、半数近く興味あり。宿泊先のコロナ対策を気にするが9割超に

2020.10.07

エクスペディアは、ニューノーマルな旅にも活用できる新しい旅行スタイル「バケーションレンタル」に関する意識調査を実施し、結果を発表した。

今回の調査は、直近3年以内に国内外問わず飛行機での移動を伴った旅行をした20代から50代までの会社員男女を対象とし、8月22-25日までインターネットで行われ、400名からの回答があった。

「バケーションレンタル」とは、一軒家やコンドミニアムなどに宿泊するタイプの旅行で、いわゆる日本で言う「貸別荘」にあたる。欧米を中心に広く普及している旅のスタイルの一種だが、調査結果からは、バケーションレンタルという言葉を知っているとの回答が20%未満であったことから、日本ではこの言葉の認知度がまだ低いことが伺える。しかし、意味を説明した上で「バケーションレンタル」に興味があるかという質問には、半数近くが「ある」と回答。言葉の認知はまだ低いものの、理解が広がれば、このような旅行スタイルも日本で広まる可能性がある。

新型コロナウイルスの感染が徐々に収束に向かっているとはいえ、未だ細心の注意を払った行動が求められる中、時代に合った旅行スタイルを望む人も多いようだ。「バケーションレンタル」では、日本でも様々な宿泊施設タイプから希望に応じた選択が可能となっている。例えば、一軒家やコテージであれば、家族や友人だけで滞在ができるため、他の宿泊者との接触を避け、特別な時間を楽しむことができる。また、仕事や少ない人数で快適に過ごしたいと考えている場合には、ホテルよりも安く宿泊することができるアパートも検討したい。興味のある施設についての調査では、1位がコンドミニアム・アパート64%、2位がコテージ59%、3位が一軒家53%だった。

また今回の調査から、多くの人々が旅行中に感染をしないように配慮していることも明らかになった。宿泊施設を利用する際、宿泊先の感染対策を「気にする」「どちらかと言えば気にする」と回答した人は90%以上にものぼり、また、「感染対策をどこで確認するか」という質問では、1位がホテルのサイト86%、2位が旅行会社のサイト51%という結果だった。また感染対策での気になるポイントを尋ねたところ、「消毒・除菌剤を使用して清掃しているか」が82%で最多、次いで 「チェックインまでに人がよく触れる場所を消毒しているか」が66%、「手指消毒剤を完備しているか」と「ソーシャルディスタンスの確保をしているか」が53%という回答だった。

(やまとごころ編集部)