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飛騨高山せせらぎ街道に日本風土や文化を愉しめるレストラン主体型の宿泊施設「オーベルジュ玄珠」正式オープン

2020.10.13

ラッコントホテル東海株式会社は5日、飛騨高山のせせらぎ街道にレストラン主体型宿泊施設「Auberge Genju(オーベルジュ玄珠)」をオープンしたことを発表した。

この施設は、日本の風土や文化を真に愉しむ中部地方における「南北の旅」を叶える拠点として、ホテルパスカル跡地に開発を進めてきたレストラン主体型の宿泊施設で、空海が弟子に寄せた詩のなかにある「山水を経て玄珠を磨く」が名前の由来。飛騨大原の自然の中で、「忙中閑有」都会の喧騒を離れ、ふと我に帰ることができる場所を提供していく。

この施設は、8月11日にプレオープンしたが、コロナ感染拡大を受け、しばらくの間紹介制のみでの営業を行っていたが、今回正式発表に至った。

建築は、次世代に向け「パラモダン」を提唱する建築家である遠藤秀平氏が担当し、赤錆で経年変化するコルテン鋼の素材がもつ魅力を最大限に引き出した大胆な造形は、飛騨大原の山並みと調和した唯一無二の景観となっている。

レストランでは旬の郷土料理をベースに、飛騨松茸、熊やスッポンなどの厳選された貴重食材を生かした「身土不二」の料理を楽しめ、バーカウンターではワインや二木酒造の氷室をはじめとした地酒、ラフロイグをはじめ、郡上八幡のクラフトジンなどを楽しめる。

また、ロングスティプログラムとして、森のオフィスとしてのワーケーション、グルメの為のファスティング(食養生)、「せせらぎ街道芸術祭」を見据えてのアートオブレジデンスなどの取り組みを行っている。