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タイの人気アーティスト、コロナ禍で九州を想って歌うミュージックビデオYoutubeで公開。再生50万回を達成

2021.03.09

タイの人気アーティストが、コロナ禍のなか九州への想いを歌にしたミュージックビデオが、YouTubeで再生数50万回を突破した。このビデオで歌ったタイ人のアーティスト「ノット(Notto)」はプロデューサーとしても活躍中で、制作に携わったタイ国内向けの旅番組「Make Awake」では長崎など北部九州を取材していた。この歌は、2020年12月放送の特別番組「Make Awake~ I miss Kyushu」で、タイで人気の音楽プロデューサー「ジャグ・チャウィン(Jug Chawin)」と共に制作したオリジナルの楽曲だ。

「Make Awake」は、細やかなリポートやバックパッカーな旅スタイル、こだわった映像美で、タイの若者から多大な支持を集め、タイ国内で「新視点の素晴らしい旅番組」として表彰されている。長崎国際テレビは2017年から同番組とタイアップしており、今回の特別番組「Make Awake ~ I miss Kyushu」は、長崎国際テレビが総務省放送コンテンツ海外展開強化事業として制作したものだ。

新型コロナウイルス感染症の影響で取材のための渡航も困難になったため、これまでの連携作品からのアーカイブ映像や、長崎国際テレビが新しく収録した観光地などが使われている。観光旅行がままならない現在から、渡航が可能になるアフターコロナの日を見据え、将来の旅に思いを馳せる海外旅行予定者に九州を認知をしてもらい、リピーターも獲得する考えだ。

ミュージックビデオではNottoが過去に訪れた北部九州のエリアが思い出の場所として紹介されている。タイ国と日本の観光往来が復活し、両国間で活発な文化交流が再開するようにとの願いが込められており、動画には200以上のコメントが寄せられている。