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JR 東日本、ワクチン接種やPCR陰性限定の旅行商品を販売。旅行需要の早期回復を目指す

2021.10.25

人に直接会う機会が減っている今、大切な人に “会いたい想い” や “会う喜び” を思い出してもらうプロモーションとして、JR東日本グループが、ワクチン接種証明書やPCR陰性証明書などを活用した取り組みを進めていくことを発表した。「接種証明書」とは、接種済証、接種記録書、ワクチンパスポートなど、ワクチン接種を証明する書類を指す。

今回の取り組みでは、ワクチン接種済または PCR検査陰性の顧客向けの列車や旅行商品、限定ツアーなどを発売する。

まず、JR東日本は、ワクチン接種済または PCR検査陰性の人向けの団体専用臨時列車を年明け以降に運行する。この団体専用臨時列車は、旅行商品として各旅行会社を通じて販売予定で、2回目までの接種済みワクチン接種証明書の提示、もしくは、ワクチンが接種できない場合にもPCR検査の陰性証明の提示で参加できる。

また、ワクチン接種済または PCR検査陰性の人限定のツアーを発売する。参加者と同行添乗員及びバス乗務員の全員が「ワクチン2回接種済」または「PCR検査陰性」を確認した上で参加するツアーで、岩手県内を走る「SL銀河」「さんりくトレイン宮古」に乗車コースや、京都と滋賀の紅葉名所を巡るコース、太平洋フェリー海側特等客室で行く洞爺湖温泉へのコースなど、7コースが用意されている。出発日は、11月23日からで、各コース1回限りのツアーで1名から参加できる。また、いずれも全行程で添乗員が同行する。

他にも、グループホテルでは、ドリンクサービスなどそれぞれのホテルでワクチン接種証明書などの提示による様々な特典を用意しており、駅レンタカーでは割引価格での利用ができる。

グループ全体で、新型コロナウイルスの1日も早い終息を願い、コロナ禍で停滞していた日本経済が早期回復することを目指すとしている。