ニューヨークの大晦日カウントダウン2年ぶり復活、予防接種証明書で参加可能に
2021.11.25
CNNトラベルによると、ニューヨークは、大晦日にタイムズ・スクエアで行われている年越しイベントに、今年は新型コロナウイルス感染症の予防接種の証明書の提示を条件に、一般観客を受け入れる。今年の年越しにはタイムズ・スクエアに数千人の人々が集まると予想されている。
ニューヨーク市のデブラシオ市長はこのほど、昨年はパンデミックへの懸念からバーチャルでの実施だったが、今年は年越しをタイムズ・スクエアで直接祝う大規模イベントを復活させるとを発表した。市長は、「何十万人もの人々を歓迎したいが、全員が予防接種を受ける必要がある」と注意を促した上で、「ワクチン接種の証明書と有効な写真付き身分証明書があれば入場できる。群衆に加わり、喜びに加わり、歴史的な瞬間に加わり、ニューヨークは世界に向けて我々が100%戻ってきたことを証明する」と述べた。
今年のタイムズ・スクエアの年越しイベントの参加条件としては、5歳以上の参加者は予防接種の証明書を提示する必要があり、障害を持っていてワクチン接種ができない参加者は72時間以内のPCR検査の陰性証明を提示が必要。また、5歳以下の子供にはワクチンを接種した大人の同伴を必要とし、ワクチンを接種できない人はマスクを着用しなければならないとしている。
年越しカウントダウンイベントは、毎年100万人が集まるニューヨーク恒例のイベントだが、昨年は医療従事者など一部の招待客に入場を制限し、一般観客は入場不可のバーチャル開催だった。