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中国20代~40代男女への訪日調査、6割が経験あり。未経験者の訪日意欲高く

2023.04.18

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークが、中国の20代~40代男女に「訪日(旅行)外国人に関する調査」を実施、先週のアメリカを対象とした調査に続き、その結果を公開した。調査期間は2022年12月26日(月)~12月28日(水)で、調査方法はWebアンケート。有効回答数は300サンプルだった。

訪日経験と訪日時期を問う質問では、6割がこれまでに日本を訪れたことがあり、残り4割のうち、27.2%は「訪問したことはないが、今後する予定がある」と答えている。アメリカの調査では、「訪問したことはないし、今後もする予定がない」と答えた割合が最も高く、これまでに日本を訪れた割合は2割に留まったことをみると、中国人の訪日意欲の高さが伺える。

Q.あなたは、これまでに日本を訪問したことがありますか。訪問したことがある方は、直近の訪問時期をお答えください。(1つ選択)※出張は除きます。

日本に来たことはないが、今後予定があると回答した人に、その時期を尋ねたところ、未訪問者の5割強が、1年以内の訪日を予定していることが分かった。

Q.日本を訪問したことはないが、今後する予定があるとお答えの方におうかがいします。あなたが日本を訪問する時期はいつごろの予定ですか。以下の中からお答えください。(1つ選択)

訪日経験のある人と予定のある人に、円高状況であることが訪日にきっかけの一つとなるか聞いたところ、「円安が訪日へのきっかけになっている」と答えたのは、7割強だった。アメリカの調査では4割だったことを比べると、円安が訪日に大きな影響を与えていることが分かる。またそのうち「とてもなっている」と答えた割合は2割半ばで、アメリカと変わらない。

Q.訪日経験のある方、訪日を予定されている方にお伺いします。円安状況であることは訪日のきっかけの1つとなりますでしょうか(なりましたでしょうか)。(1つ選択)

訪日で楽しみにしていた(している)ことを聞いたところ、、「自然・景勝地観光」が最も高く、「日本食を食べる・日本の酒を飲む」「ショッピング」「温泉入浴」が同程度で上位に挙がった。