★2017年6月訪日外国人数、234万7千人、上半期は主要20市場で過去最高を記録!
2017.07.20
7月19日、日本政府観光局(JNTO)が2017年6月の訪日外国人旅行者数を発表した。前年同月比18.2%増の234万7千人となり、6月単月としては、過去最高を記録。上半期の累計では、前年同期比17.4%増の1,375万7千人となり、主要20市場全てで過去最高となった。
市場別では、4月、5月でトップに立っていた韓国を抑え、中国が前年同月比0.8%増の58万7,200人で1位に返り咲いた。5月に行われた中国人に対するビザ発給要件の緩和措置や、訪日旅行のプロモーション効果などが要因として挙げられる。
また、台湾が前年同月比9.0%増の43万3,600人で、単月として過去最高を記録。旅行の需要が増加する夏季に合わせ、クルーズ船寄港数の増加や、定期便の増加、地方チャーター便の運航が訪日需要増加の引き金となった。
伸び率としては、6月にラマダン明け休暇のあったインドネシアやマレーシア、学校休暇のあったベトナムが大幅に上昇し、東南アジア勢が上位5位の3枠を占めている。
(やまとごころ編集部)
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