【開催日時】

2020年7月21日(火) 10:00～12:00
お申込み特典として、原先生の講演資料をプレゼント！

※お申込み受付を終了しました。

【セミナー概要】

やまとごころのトークライブ「アフターコロナの観光・インバウンドを考えるVol.6」に登壇いただいた原忠之氏。トークライブでは、「復興に向けリーダーシップをとるアメリカのDMOから学べること」と題して、アメリカの観光産業の現状と、地域の産業を牽引する存在であるDMOの役割や具体的な取り組みについてお話しいただきました。

今回のセミナーは実践編として、withコロナ時代の観光経営を考えるDMOに必要となる重要な「戦略」について解説いただきます。
　

観光復活へのロードマップとして、まずは短期的には国内客需要に目を向けがちですが、コロナ禍関係なく進行している人口減少の問題と、外貨獲得により国富を増大させることの必要性は、これからの日本未来を考える上で常に俯瞰していかなければならないこと。そのためにも、大いなる輸出産業であるインバウンド施策を、今この時こそ怠りなく実施していくことが重要です。

地域創生とインバウンドの親和性は高く、インバウンドの取り込みにより地域での観光消費額を上げることで、量から質への転換を図り、地域経済を創出することがDMOの役割に求められています。

しかしながら、このコロナ禍の状況において今までと同じやり方でよいのでしょうか。 今一度立ち止まり、自分の地域の観光資源について見直し、ターゲットはだれか、マーケティングからエンゲージにつなげる施策など、地域のディスティネーションマネジメントを戦略的に進める必要があります。

本セミナーではその「戦略」について、フロリダDMOの事例を交え具体的に解説いただきます。
　

　＜観光経営に必要な５つの戦略が学べます！＞
　・DMOに求められるリーダーシップとは
　・コロナ禍での効果的なマーケティング戦略
　・マーケティングだけで終わらないエンゲージメント戦略
　・DMOに必要な人材育成
　・持続的なDMOとは

「米国や欧州では既に訪日へのPent-up Demand（行きたくて仕方ないという圧力）が着実に積みあがっています。現時点でそれら先行需要者層を対象にしっかりマーケテイングをしておくと国境再開放時にさっと戻ってきます」と言う原氏。30年近くに渡り、日本を海外から眺める生活を継続されてきたからこそ、私たち以上に日本の観光でのポテンシャルを感じられています。

講義型のセミナーですが、当日はZOOMのQ&A機能を活用して、参加者の皆さんからの質問にもできる限りお答えいただく時間を設けます。
是非、この機会に一歩戦略を進めてみませんか？

また、本セミナーの次のステップとして、より限定的な実務者研修の開講を予定しています。参加者の皆さんがインプットだけで終わらないように、より実践につなげていただけることを目指しています。
　

　＜こんな方が対象です＞
　●コロナ禍で今やることを模索しているDMO担当者
　●先を見据えた地域のマーケティング戦略を学びたい自治体担当者
　●地域連携やベクトル合わせに悩む観光協会・DMO担当者
　●上記以外でも、地域のディスティネーションマネジメントにご興味のある方

【講師】

セントラルフロリダ大学
ローゼン・ホスピタリテイ経営学部
テニュア付准教授
原 忠之 氏

日本興業銀行、外務省を経て、米国コーネル大学ホテル経営学部博士号取得。他にホテル経営、経営、地域科学の3修士号を米英の大学で取得。早稲田大学国際教養学部及び商学部学術院（MBA)客員准教授、一橋大学大学院商学研究科特任教授(ホスピタリテイMBA)、京都大学経営管理大学院客員教授(観光MBA)歴任。観光庁・観光統計調査委員、内閣府地方創生カレッジ委員、文化庁文化政策調査アドバイザー兼務。世界観光機構（UNWTO）公式コンサルタント、ユネスコ（UNESCO）統計局文化統計技術諮問委員、民間航空機構（ICAO）航空サテライト勘定コンサルタント兼務。米国観光ホスピタリテイ経営分野で正規教員職、テニュア（研究者終身身分保障）を持つ唯一の日本人。米国フロリダ州オーランド在住。

【主催】

株式会社やまとごころ

【開催概要】