インバウンドセミナー・イベント
米国に見る観光復興の動きと、インバウンド再開の兆し
~セントラルフロリダ大学原教授から日本への提言~
【開催日時】
2021年5月27日(木) 10:00〜11:30
【セミナー概要】
アメリカでは既に観光復興の動きが加速しています。
やまとごころでもお馴染みの、セントラルフロリダ大学原教授からの現地情報によれば、既にアメリカ人の旅行へのPent-up Demand(行きたくて仕方ないという圧力)は限界を超えたところで、ワクチン接種が進み、国内旅行はもちろん、海外旅行の予約も始まっていると言います。
米疾病対策センターは、4月初旬に「ワクチンを接種した人は安全に旅行できる」という方針を発表しました。
3月にバイデン大統領が打ち出した経済対策「アメリカン・レスキュー・プラン」では、高額所得者を除くほとんどの国民に1人あたり最大1400ドル(約15万円)が給付されました。これにより、個人消費が戻りつつあり、その多くは観光、ホスピタリティ産業に使われていると言います。
実際、現在のフロリダのホテル稼働率は大半が6割以上と黒字化が戻っており、ホスピタリティ産業の株価が大きく上昇。一番打撃を受けたはずの産業が、極めて強く復興しているという現状が、日本では全く報道されていないことを原教授は指摘しています。
しかしながら、我が国もその動きに注目しないはずはありません。来る5/24に開催予定の観光庁主催のアドバイザリー・ボード会議には、有識者として原教授が参加され、アメリカのDMOについてお話をされる予定とのこと。アメリカの事例を参考に今後の復興に向けて提言が求められていることは明らかです。
ひとたび各国間の交流が再開すれば、インバウンドが日本経済に果たす役割は、ますます大きくなることは必至です。アメリカからワクチンパスポートをもって大量に訪日してくる日は、そう遠くはないでしょう。
観光復興はまだまだ先だと思っている方にも、是非アメリカの現状の話を聞いていただき、今どのような準備をしておくべきか、考えて頂く機会にしてください。
ウェビナー形式ですが、参加者の皆さんからの質問にもできる限りお答えいただく時間を設けます。
また本セミナーは、2021年6月に開講予定の原教授による全5回の実践講座の体験会を兼ねております。
本セミナーを受講した方は、講座に優先的にお申し込みをいただけます。
プログラムに関する質問なども、本セミナー中にお受けする予定です。
どうぞ奮ってご参加ください。
【プログラム】
■講演:『米国にみる観光復興の動きと、インバウンド再開の兆し』
■質疑応答
■6月開講講座(全5回)のご案内(詳しくはこちら)
【講師】
セントラルフロリダ大学
ローゼン・ホスピタリテイ経営学部
テニュア付准教授
原 忠之 氏
日本興業銀行、外務省を経て、米国コーネル大学ホテル経営学部博士号取得。他にホテル経営、経営、地域科学の3修士号を米英の大学で取得。早稲田大学国際教養学部及び商学部学術院(MBA)客員准教授、一橋大学大学院商学研究科特任教授(ホスピタリテイMBA)、京都大学経営管理大学院客員教授(観光MBA)歴任。観光庁アドバイザリーボード委員、観光庁・観光統計調査委員、内閣府地方創生カレッジ委員、文化庁文化政策調査アドバイザー兼務。世界観光機構(UNWTO)公式コンサルタント、ユネスコ(UNESCO)統計局文化統計技術諮問委員、民間航空機構(ICAO)航空サテライト勘定コンサルタント兼務。米国観光ホスピタリテイ経営分野で正規教員職、テニュア(研究者終身身分保障)を持つ唯一の日本人。米国フロリダ州オーランド在住。
▲原教授インタビュー動画
【主催】
株式会社やまとごころ
【開催概要】
- 開催日時
2021年5月27日(木) 10:00〜11:30
- 会場
オンライン(Zoom)
- 定員
500名(先着順)
- 参加費
無料
- お申込み方法
- お問合せ
やまとごころセミナー事務局
bs@yamatogokoro.jp
〈お知らせ〉
2021年6月10日(木)から開講する原教授のオンライン講座「米国の成功事例から学ぶ 持続可能なDMO戦略」の詳細はこちら。