開催日時

2023年12月7日(木) 14:00～15:00

概要

第6回目のゲストは、山形県の出羽三山で修行や巡礼体験など提供する株式会社めぐるん 代表取締役 加藤丈晴（たけはる）さんです。

たけはるさんは、1400年以上の歴史を持つ山岳聖地の出羽三山で、山伏修行の体験プログラムを販売する「株式会社めぐるん」を運営。地域に根付く精神文化体験を通じて、訪れる人により良い人生、日常、仕事に貢献できる場を提供すると同時に、地域自体が持続可能であり続けられる「サステナブルツーリズム」実現に向けて、取り組んでいます。

同社が提供する主要な体験プログラムの価格は、平均1日あたり6万円超、2泊3日で20万円を超え、さらに長期になると1人当たり50万円となることもあるそうです。日本の精神文化への興味関心の高い欧米圏からの訪日リピーターを中心に人気を集めていますが、現在、出羽三山で提供される同社のプログラムの参加を目的に日本行きを決める人が半数、その半分は初来日と、これまでとは違った訪日客の姿が見えています。

現在、同社のHPへの問い合わせは月間数100件にも及ぶほど注目を集める修行体験とはどのようなものか、参加する訪日客の属性やニーズをきくとともに、現在も試行錯誤中というインバウンド向け体験プログラム造成にあたっての工夫や難しさなどについて、伺っていきます。

トークライブ過去登壇者の記事はこちらからご覧いただけます
＞＞コラム「インバウンド現場の事件簿」

プログラム

・株式会社めぐるんが提供する修行、巡礼体験について
・事業モデル、これまでの取り組み、実績
・インバウンド再開した2022年秋以降の旅行者の属性、コロナ禍前からの変化
・インバウンド受入れにおける難しさ、工夫（具体的なエピソードなどをもとに）
・参加者からのQ＆A

※内容は変更になる可能性がありますので、ご了承ください。

登壇者

＜ゲスト＞
株式会社めぐるん
代表取締役
加藤丈晴 氏

1965年生まれ、神奈川県横浜市出身。羽黒山伏（先達）。株式会社博報堂を退社後、2011年に山形県庄内地方鶴岡市に家族と3人でIターン移住。同年、羽黒山伏となる。「幸せで持続可能な家族、地域へ」」をミッションに、株式会社めぐるん起業。地域文化交流事業、山伏修行、自然エネルギーなどに取り組む。現在、海外の人向けに、山伏体験、巡礼体験など、主に出羽三山エリアでの精神文化による自己変容プログラムYamabushidoプロジェクトを推進中。趣味は読書（最近は息子オススメの漫画）、自分マネジメント。
　

＜モデレーター＞
株式会社やまとごころ
やまとごころ.jp 編集長
堀内 祐香

兵庫県出身。大学在学中にドイツへ1年間留学。卒業後、メーカーの海外事業部での中国市場担当を経て、2015年に入社。2017年よりやまとごころ.jp編集部に参画。「観光・インバウンドで地域を元気にする」をモットーに、JNTOや観光庁、自治体首長へのインタビュー、大手企業やベンチャー企業など、インバウンドビジネスに関わる多様なプレイヤーへ取材してまわる。業界の最新トレンドの他、課題を突いたり、本質をあぶりだす記事に定評あり。長期休暇はバンで全国の様々な観光地を巡る。

主催

株式会社やまとごころ

※当日は皆様からの質問にもライブでお答え頂く時間を設ける予定です。
※本セミナーの後日アーカイブ配信はございません。どうぞお見逃しのないようご参加ください。