インバウンドセミナー・イベント

テクノロジーで進化する次世代のまちづくり ~北海道・北広島駅前開発に学ぶ、開発×運営の融合モデル~

開催日時

2025年12月12日 (金) 14:00~15:00

 

概要

近年、インバウンド市場が急速に伸びる一方で、国際情勢や経済動向により、観光需要が大きく揺れやすい環境になっています。こうした外部環境の変化に左右されやすい従来型の観光モデルから、安定した運営力を備えた“強い地域づくり”へと舵を切る自治体・企業が増えています。

その鍵を握るのが、宿泊・商業・交通をデジタルでつなぎ、地域全体の価値と生産性を底上げする「まちの運営」の仕組みです。

本セミナーでは、北海道・北広島市で進む駅前再開発プロジェクトを題材に、開発を担うエスコンと、運営を担うSQUEEZEがどのように協働し、交通系ICによるチェックイン、遠隔オペレーション、クラウド型PMS suitebook などのテクノロジーを用いて“まちの玄関口となるホテル”を設計・運営しているのかを実践的に紹介します。
宿泊・商業・交通を統合する「まちの運営 OS」の考え方や、Fビレッジとの回遊促進、地域経済への効果など、現場で起きている変化を具体的にお届けします。観光DX、地方創生、再開発、ホテル運営の高度化など、地域を持続的に成長させる仕組みづくりに関心のある自治体・企業・観光パーソンの皆さまに、実務レベルでのヒントをご提供できる内容です。

 

企業紹介

2014年創業。株式会社SQUEEZEは「運営 × テクノロジー」を掛け合わせ、次世代の宿泊運営モデルを創出する企業である。自社アパートメントホテルブランド「Minn」を中心に、全国で約40施設を運営。クラウド上で予約・顧客情報・客室状況・経営数値などを一元管理する宿泊運営システム「suitebook(スイートブック)」を通じ、宿泊・観光事業者のDXを支援している。
エンタープライズとの共創実績も多数あり、 北海道日本ハムファイターズとは、Fビレッジにおける球場内ホテルの運営パートナーとして協業。JR東日本とは、Suicaでチェックインできる宿泊体験を共同開発。ミナシア社のホテルウィングインターナショナル全施設にも「suitebook」が採用されている。現場運営のノウハウと自社開発テクノロジーを掛け合わせ、「人手不足」「収益課題」「顧客体験の向上」を同時に解決する“新しい宿泊運営インフラ”を全国へ展開中。
今回の北広島駅前プロジェクトにおいても、SQUEEZEがデジタル運営の中核を担い、地域における新たなホスピタリティの創出に挑戦している。

株式会社エスコンは、分譲事業を中核に、商業・物流施設、ホテル、オフィス、賃貸レジデンス開発やまちづくり等、5大都市圏を中心に事業展開する中部電力子会社の不動産総合デベロッパー。同じ企画・コンセプトでつくらない分譲住宅ブランド「レ・ジェイド」や地域密着型の商業施設ブランド「トナリエ」を全国で開発している。
また、北海道日本ハムファイターズのホーム球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」のネーミングライツを取得するとともに、球場周辺エリアにおいて分譲マンション、シニアレジデンス、ホテル開発を行う。球場最寄りの「北広島」駅前ではロータリーや商業施設、ホテル、住宅といったエリア一体の再開発に取り組んでいる。
今年創業30周年を迎え、2025年7月に社名を「日本エスコン」から「エスコン」に変更。

 

対象

自治体、観光関連事業者、不動産デベロッパー、観光DX・地域創生関係者など

 

プログラム

■オープニング
 地方創生のトレンドと「AI×まちづくり」の潮流

■対談
・北広島 駅前開発の軌跡と挑戦
・「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル 北広島駅前」共同プロジェクト事例
・ 宿泊‧商業‧交通をつなぐ「まちの運営OS」の実装
・デベロップ(開発)からオペレート(運営)へ地方創生の進化形

■Q&A/ディスカッション‧クロージング

 

登壇者

株式会社SQUEEZE デジタルオペレーション部 部長 兼 北海道エリア統括
中田 聡喜

大学卒業後、株式会社ゼンショーホールディングスに入社。オペレーション全般に従事し、複数の業態にまたがって約50店舗の統括マネジメントを担う。現場マネジメントから収益管理、人材育成まで幅広く経験。2020年にSQUEEZEへジョイン。複数のエリアでホテルマネージャーの経験を積んだのち、ホテル運営を担うデジタルオペレーション部の部長に就任。現在は重要拠点である北海道エリアの統括も務めている。ホテル運営を起点に、企画・開発、業務設計、プロジェクトマネジメントまで担い、現場と数値の両面から事業推進に取り組む。
 
株式会社エスコン 上席執行役員
加藤 嘉朗

2001年に株式会社エスコンに入社し東京開発事業部長を経て、2020年北海道支店長に就任(現任)。「エスコンフィールドHOKKAIDO」周辺や北広島駅周辺を含む、北海道における当社の様々な開発プロジェクトを牽引。2023年には株式会社エスコン スポーツ&エンターテイメント代表取締役社長に就任。
 
<モデレーター>
株式会社やまとごころ 代表取締役 兼インバウンド戦略アドバイザー
村山 慶輔

兵庫県神戸市出身。米国ウィスコンシン大学マディソン校卒。アクセンチュア株式会社を経て、2007年に国内最大級のインバウンド観光情報サイト「やまとごころ.jp」をスタート、観光事業者・自治体向けに各種サービスなどを提供。内閣府観光戦略実行推進有識者会議メンバーほか、国や地域の観光政策に携わる。国内外のメディアへ多数出演。近著の『小さな会社のインバウンド売上倍増計画 』(日本経済新聞出版)をはじめ累計10冊出版。

 

主催

主催:株式会社SQUEEZE
共催:株式会社やまとごころ

テクノロジーで進化する次世代のまちづくり ~北海道・北広島駅前開発に学ぶ、開発×運営の融合モデル~
開催日時

2025年12月12日 (金) 14:00~15:00

会場

オンライン(Zoomウェビナー)

お申込み方法

▼お申込みはこちら
※申込締切 2025年12月11日(木)12:00まで

お問合せ

やまとごころセミナー事務局
E-mail:bs@yamatogokoro.jp