インバウンドニュース
★観光庁がMICE誘致強化のための支援事業、参加都市の募集開始 専門家による強化トレーニングを実施
2018.03.29
3月27日、観光庁は国際会議などのMICE誘致強化の一環として各都市のコンベンションビューローの機能高度化支援事業を開始した。2013年に閣議決定された『2030 年にはアジア No.1 の国際会議開催国としての不動の地位を築く』という目標を達成するための施策となる。
これまで観光庁では、2013年から2016年にわたって「グローバルMICE都市支援事業」により、東京都、横浜市、京都市、神戸市、福岡市、名古屋市愛知県、大阪府大阪市、札幌市、仙台市、千葉県千葉市、広島市、北九州市の計12都市のグローバルMICE都市を対象に、専門家を派遣、コンサルティングを実施するなどして都市の国際競争力の向上を図ってきた。
「ローカルホストサポーティングスキル強化事業」
今回は、MICE誘致強化のため2つの事業を実施することを発表。1つはグローバルMICE都市の12都市を対象とした「ローカルホストサポーティングスキル強化事業」。MICE 誘致の司令塔であるコンベンションビューロー等の更なる機能高度化を目的として、海外有識者の視点・ノウハウを活用し、海外のコンベンションビューローやローカルホスト等に対する的確なサポーティング力の強化支援や国際会議運営のノウハウの強化など、専門家による高度なトレーニングを実施していく。
「マーケティング機能高度化支援事業」
2つめの事業は、グローバルMICE都市以外の都市を対象とした「マーケティング機能高度化支援事業」。MICE誘致・開催に対してモチベーションの高い都市を支援し、海外有識者によるトレーニング、及びコンサルティングを通じた支援を展開していく。
募集期間は、いずれの事業も2018年5月7日17時まで。
▼詳細はこちら
コンベンションビューローの機能高度化のための支援事業に参加する都市の募集開始~都市のMICE誘致に係る“都市力”の強化を支援します!~
関連インバウンドニュース
-
2025.08.13
インバウンド時代の日本人、4人に1人が”話しかけられた” 喜びと戸惑いが交錯
-
2025.07.10
SNS口コミで選ぶランキング、大阪が2025年の都市魅力度1位。日本6都市が上位
-
2025.05.09
行政自治体インバウンド担当者への意識調査、7割が「地域や組織内の理解不足」を課題に
-
2025.04.25
訪日外国人の鉄道利用、北陸・東北など地方5路線で2倍超の伸び
-
2025.04.23
自治体の観光施策 成果実感3割未満、データ活用と分析に課題
-
2025.04.02
福岡市、デジタルノマド誘致で1.1億円の経済効果。2024年イベントに430人参加
-
2025.03.03
優良ガイドを評価し、高付加価値旅行業界の発展目指す「Guide of the Year 2025」発表、6名のガイドを表彰
-
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
