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★JR 東日本仙台支社、インバウンド向け鉄道パスの発売枚数が280%増

2018.05.02

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JR東日本仙台支社は26日、自社におけるインバウンド誘客へのさまざまな取り組みを発表した。

なかでも、2017年度の仙台支社内におけるインバウンド向け鉄道パス類の販売枚数が、2016年の5,396枚から2017年の15,120枚へと大幅伸長し、前年比280%増となったことが大きなトピックスとなっている。

同社で取り扱いのあるインバウンド向けパスは、「ジャパン・レール・パス」「JR EAST PASS(東北エリア)」「JR東日本・南北海道レールパス」「JR東北・南北海道レールパス」「仙台エリアパス」の5種類。

発売枚数の大幅増につながった取り組みとしては、「仙台エリアパス」の発売開始と、仙台駅訪日旅行カウンターや仙台空港内「みちのく観光案内」などでの鉄道パス類取扱いの拡大が挙げられている。特に「仙台エリアパス」は、初年度の目標販売数として設定された3,000枚を大幅に超える5,111枚を記録し、全体を押し上げた。

今後は7月1日に仙台駅発の定期観光バス「仙台お散歩号」「松島お散歩号」における車内多言語案内の導入と、インバウンド向け鉄道パスの提示による駅ビルやホテルでの割引サービスの開始、DMOとの連携を強化し、インバウンド誘客に向けたプロモーションや着地型観光商品の充実に取り組んでいく考えだ。

(やまとごころ編集部)

 

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