インバウンドニュース
★国土交通省、訪日クルーズ旅客数500万人を目指し20の港へ支援
2018.05.29
国土交通省は、訪日クルーズ旅客数500万人の実現に向け、クルーズ旅客の利便性や安全性の向上及び物流機能の効率化を図るため、国際クルーズ旅客の受入機能における高度化事業等の公募を2018年4月に実施、その結果、2018年度、20港における事業の実施を決定した。
事業は、港湾におけるクルーズ旅客の利便性や安全性を確保し、円滑な受入れを促進するという内容。港務局を含む地方公共団体または民間事業者が実施する、屋根付き通路や移動式ボーディングブリッジ、照明設備、待合室の設備、バスやタクシーの駐車場整備の設置等で発生する経費に対し、国が補助を行う。対象者への補助は対象経費の3分の1以内とし、総額で国費7億円が使用される。
実施港は、網走港、稚内港、釧路港、東京港、横浜港、金沢港、清水港、名古屋港、舞鶴港、神戸港、新宮港、堺港、徳島小松島港、高知港、博多港、佐世保港、八代港、細島港、油津港、那覇港の20港となった。

※国土交通省 報道発表資料より
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
-
2025.08.13
インバウンド時代の日本人、4人に1人が”話しかけられた” 喜びと戸惑いが交錯
-
2025.07.24
訪日客の移動方法調査、Google Map利用率は9割超え。公共交通の課題も明らかに
-
2025.07.10
SNS口コミで選ぶランキング、大阪が2025年の都市魅力度1位。日本6都市が上位
-
2025.06.16
大阪・関西万博、奈良公園が訪日客の滞在先1位に 関西周遊傾向強まる
-
2025.05.09
行政自治体インバウンド担当者への意識調査、7割が「地域や組織内の理解不足」を課題に
-
2025.04.25
訪日外国人の鉄道利用、北陸・東北など地方5路線で2倍超の伸び
-
2025.04.23
自治体の観光施策 成果実感3割未満、データ活用と分析に課題
-
2025.04.02
福岡市、デジタルノマド誘致で1.1億円の経済効果。2024年イベントに430人参加
