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★奈良市の2017年外国人観光客26.3%増の199万人。訪日全体との比較では欧米豪に人気

2018.08.16

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奈良市は7月24日、2017年の「奈良市観光入込客数調査報告」を発表した。それによると、2017年に奈良市を訪れた観光客は対前年比5%増の1,6314,000人で、6年連続増を記録した。また、宿泊客数は14.2%増の1806,000人と大幅に増加した。

外国人観光客は26.3%増の199万人となり、2007年からの10年間で約4倍に増えていることがわかった。同報告書では、奈良市観光案内所における国籍・地域別の案内件数も発表。それによると、中国が4万5,000人と最も多く、全体の25%を占める一方で、全国の訪日外客数の国籍・地域別割合と比較すると韓国の割合が低く、米国、フランス、スペイン、オーストラリアの割合が高いという特徴がみられた。また、奈良市に宿泊する外国人観光客の国籍・地域別割合は、中国が最も高く、全体の66%を占めている。

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同市はさらに、国土交通省のFF-Data(訪日外国人流動データ)から、出発地(奈良県を訪問する直前に滞在した都道府県)と、目的地(奈良県を訪問した直後に向かった都道府県)を集計。その結果、出発地別では1位の京都府と、2位の大阪府で全体の約75%を占めていることがわかった。目的地別では、1位が関西国際空港で、2位が大阪府、3位が京都府という結果だった。また、4位の兵庫県、5位の東京都へ向かう訪日客も多いという特徴が見られた。

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(やまとごころ編集部)

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