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★訪日客の地方誘致への新たなカギ「庭園観光ルート」の創出目指し、国交省10地域選定へ
2018.08.14
国土交通省は、庭園や植物園をテーマとしたルートを作成する「ガーデンツーリズム」促進に向け、全国から約10の地域を選び、支援に乗り出す方針を固めた。2019年度の予算概算要求に組み込む予定。新たな観光テーマ創出を通じ、訪日外国人旅行者が地方を訪れるきっかけとすることが狙い。
英国では庭園見学ガイド「イエローブック」が発行されるなど、欧米では、観光客を地方に呼び込む手段としてガーデンツーリズムがすでに普及している。日本では、世界でも人気を集める「盆栽」や旧家の日本庭園などを活用し、観光ジャンルの一つとしてガーデンツーリズムを定着させていく考え。
これは、単独では集客力に限界がある庭園や植物園を、テーマ性を持たせることで魅力的にルート化することで、 地方誘客の流れを作ることが目的。
国交省は、選定された10地域に対し、施設のバリアフリー化や看板の多言語化にかかる費用を補助する。また庭園ガイドの発行や共通のホームページ作成など、ビジュアル面や情報発信面でも支援していく。
(やまとごころ編集部)
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