インバウンドニュース
★ユニークベニュー利用促進に向けた、地域連携モデル構築事業を発表 — 観光庁
2018.08.14
観光庁は、2018年度「ユニークベニュー利用促進に向けた地域連携モデル構築事業」を実施する地域を発表した。
ユニークベニューとは、会議やレセプションを通常の施設ではなく、博物館や美術館、歴史的建造物などで開催し、参加者にサプライズを演出するような会場を指す。
政府はMICE国際競争力強化のためにユニークベニューの開発・活用を促進しており、今年3月から6月にかけてユニークベニューの開発に取り組む地域を募集した。その結果、外部の有識者による選定委員会で以下3件が採択された。
-泉佐野市 生活産業部(大阪府)
-群馬県 産業経済部(群馬県)
-広島市 経済観光局(広島県)
支援対象となる事業は以下4項目で、1件あたり最大で800万円が支給される。
[1] モデルイベントの開催(ユニークベニューを利用したモデルイベントの開催、これに付随した効果検証等)
[2] ユニークベニュー普及啓発・情報発信(地域の関係者を対象としたセミナーの開催、プロモーションツール作成、マーケティング調査等)
[3] 本事業の実施にあたって必要な会議の開催
[4] その他、観光庁が必要と認める事業
(やまとごころ編集部)
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