インバウンドニュース
★JNTO、フィリピンにマニラ事務所開設。海外拠点21カ所に
2018.10.04
JNTOは1日、フィリピン・マニラに21カ所目となる海外事務所を開設した。
海外からの訪日旅行者数は2017年に過去最高の2,869万人を記録しており、政府は2020年に4,000万人を目標に掲げて海外での訪日プロモーション事業の拡充・高度化に取り組んでいる。それに伴い、昨年にはハノイ、クアラルンプール、デリー、ローマ、マドリードの5拠点にJNTOの事務所を開設している。
フィリピンからの訪日旅行者数は2012年に訪日旅行促進事業「ビジット・ジャパン事業」の重点市場に位置づけされて以降、毎年過去最高を更新。2015年には26万8,361人(前年比45.7%増)、2016年34万7,861人(29.6%増)、2017年42万4,121人(21.9%増)と右肩上がりに伸長しており、今年も1-8月の累計ですでに32万9,300人(21.8%増)を記録している。マニラ事務所では今後、11月27日〜12月3日にかけて神戸で開催される「東南アジア商談会」への参加や、来年2月に行われる「Travel Tour Expo 2019(マニラ旅行博)」への出展を予定している。
JNTO海外事務所の主な事業内容は以下の通り。
1.訪日旅行の市場分析とマーケティング
2.日本向けツアーの現地旅行会社による企画・販売の促進
3.現地メディアを通じた広報活動
4.旅行業界・消費者への情報発信
5.国際会議等(MICE)の誘致・開催支援
(やまとごころ編集部)
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