インバウンドニュース
★日本の食品をより買いやすく! 食の禁忌に対応した食品判定システムをNTTドコモが開発
2018.10.23
2018年9月26日、NTTドコモは、「食品判定システム」を開発したと発表した。これは、ムスリムやベジタリアンといった食の禁忌を持つ人々が、日本のスーパーやコンビニに置かれた食品をスマートフォンなどで撮影するだけで、対象の商品が口にできるものどうかを判断できるというものだ。
これまで、ムスリムとベジタリアンは、日本の店頭で食品を購入する際には、商品をひとつひとつ手に取り、日本語で書かれた原材料名を翻訳アプリなどで確認して、口にしてよいか判断して購入するという不便を強いられていた。こういった不便さを回避するため、自国の食品を持参するケースもあった。
このサービスでは、ドコモAI技術を用いた「商品棚画像認識エンジン」を活用し、商品の原材料と禁忌情報から判定が可能になっている。このため、利用者は商品棚をスマートフォンなどで撮影するだけで、商品を口にできるかを判断することができ、購入の際に要する手間を減らすことが期待できる。
ドコモは、9月26日から12月31日までの間、フードダイバーシティ株式会社が提供するムスリム・ベジタリアン向けレストラン検索アプリ「HALAL GOURMET JAPAN」内で、この食品判定システムのトライアル提供を行っている。
(やまとごころ編集部)
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