インバウンドニュース
★熊本県、韓国・台湾・香港市場向けSNSを新たに開設、観光情報の発信でFIT誘客目指す
2018.10.30
熊本県観光連盟は、熊本の観光情報サイト「なごみ紀行」の多言語情報のSNSによる発信を始める。
「なごみ紀行」とは、熊本県と熊本県観光連盟が共同で運営する観光情報サイトで、現在は、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)の5カ国語で展開している。現在は「なごみ紀行」に付随する英語版のFacebookを運営しているが、外国人のニーズに合った観光情報を効果的に発信できていないことが課題となっている。そのため「なごみ紀行」SNSを英語以外の多言語で運営し、FIT向けに旅前・旅中の効果的な情報発信を行い、旅後のリピーター獲得につながる情報拡散を促す。
具体的には、韓国市場向けのハングル版、台湾・香港市場向けの繁体字版のFacebookを新規で立ち上げ、SNS上で情報発信を行うほか、すでに開設されている中国市場向けWeiboでの情報発信も強化する。
SNSの運用では、注目を集めるために外国人フォロワーを獲得したり、関連団体と連携して情報を集め、魅力的なコンテンツを発信していくだけでなく、効果測定を行い、フォロワー数の増減だけでなく来熊数への影響についても分析をする。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与
2024.06.18
オーバーツーリズム対策で富士山五合目ゲート設置、登山者1人2000円徴収
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立