インバウンドニュース
★Airbnb、四国の観光業活発化のため、JR四国と業務提携へ
2018.11.02
JR四国とAirbnbが、四国の地域観光を世界に向けて発信するため、包括的な業務提携に関する覚書を締結した。
日本の地域に根付いたホームシェアリングの構築と新しい旅の形の実現を目指すAirbnbと、鉄道業を始めホテル業などを通じた「四国とともに歩む企業」を目指すJR四国が双方のネットワークを生かして取り組む、地方経済の活性化事業となる。
Airbnbは世界的に知名度の高い民泊サイトで、多くの外国人が日本民泊の際に利用しており、民泊利用時の地方でのイベントも閲覧が容易で参加しやすい。今回は2社共同の最初の取り組みとして、JR四国が徳島県三好市池田町にオープンする宿泊施設「4S STAY 阿波池田駅前」と、そのエリアの体験コンテンツを、同時に世界へ発信する。内容は、酒造り体験や着付け体験、町歩きなど、基本的に施設から徒歩圏内で体験できるコンテンツとする予定だ。
11月17日には同施設で両社が四国の観光開発についてのイベントを開催し、調印式やトークセッションを行う。より多くの観光客に「暮らすように」四国エリアを旅行してもらえるよう、地域の空き家物件の活用と体験プログラムの開発、そして宿泊ホストや体験ホストへの支援も活発にしていく、としている
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
関連インバウンドニュース
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.10.10
宿泊業界の「特定技能制度」活用状況を調査。外国人材採用は7割以上、最大の課題は言語の壁
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.08.28
富裕層旅行者のウェルネスへのニーズ調査、8割が日本の「Jウェルネス」へ期待。文化・精神的な体験への興味も
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与