インバウンドニュース
★ 中国・四国地方9県とDMO、西日本豪雨の風評払拭に向けて復興プロモーション展開
2018.12.14
今年7月に発生した西日本豪雨により観光客が大幅に減少し、その影響を現在も引き摺っている観光力回復を目指し、中国・四国地方の9県が連携した復興プロモーションを展開する。
直接的に被害があった地域だけでなく、打撃の少なかった地域も含めて観光客が減少しており、いわゆる風評被害の状況からの脱脚を目指す。
このプロモーションでは、広島県,鳥取県,島根県,岡山県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県の9県と、せとうち観光推進機構,山陰インバウンド機構,四国ツーリズム創造機構のDMO3団体が連携。キャッチフレーズ「元気です!中・四国」を掲げ、知られざる中・四国の一押しのスポットや、改めて魅力を強調したい有名どころなども合わせて、選りすぐりの観光情報を届ける。
まずは、9県という数字にかけて各県のベストを集めた「#中国・四国 冬のベストナイン」を様々なカテゴリーで発表、冬の季節を楽しめる観光資源を紹介していく。「鍋」や「温泉」、「夕陽スポット」「海の幸」「SNS映え絶景」などのカテゴリーがある。例えば「鍋」では広島県の「牡蠣の土手鍋」、岡山県「そずり鍋」、鳥取県「カニすき」、高知県「ごめんケンカシャモ鍋」などを紹介。
これから四国への旅行を検討する、またはどこかで冬らしい観光を楽しみたいという人に向けて、中国・四国9県観光ツアーデスクおよびウェブサイトで発信していく。
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
アジア・欧米豪のインバウンド意識調査、訪日の不安材料1位は「地震」。災害時の外国人対応が課題に
関連インバウンドニュース
-
2025.05.09
行政自治体インバウンド担当者への意識調査、7割が「地域や組織内の理解不足」を課題に
-
2025.04.25
訪日外国人の鉄道利用、北陸・東北など地方5路線で2倍超の伸び
-
2025.04.23
自治体の観光施策 成果実感3割未満、データ活用と分析に課題
-
2025.04.02
福岡市、デジタルノマド誘致で1.1億円の経済効果。2024年イベントに430人参加
-
2025.03.03
優良ガイドを評価し、高付加価値旅行業界の発展目指す「Guide of the Year 2025」発表、6名のガイドを表彰
-
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
-
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン
-
2024.11.26
企業の人手不足を調査、正社員が足りない企業は半数超。飲食店、宿泊施設の不足率は緩和傾向に