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★インバウンド客向けに日本酒を多言語QRコードで紹介、中部国際空港で

2018.12.17

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中部地方へのハブ空港となる愛知県常滑市に位置する中部国際空港セントレアは、訪日外国人観光客に正確で分かりやすい日本酒の情報を伝えるために、QRコードを用いて日本酒を紹介するシステムの導入を始めた。

空港内店舗で販売する各日本酒のプライスカードにQRコードを設置し、インバウンド客が自分のスマートフォンで読み取ると、酒の特徴を見ることが出来る。日本語・英語・簡体字・韓国語・タイ語の5言語に対応しており、客は気になる日本酒の情報を母国語で理解することで、買い物しやすい環境を整える。

昨今の日本酒ブームで訪日外国人観光客の間ではさまざまな種類への興味が広がっている。セントレアでは、これまでもインバウンド向けに日本酒に関するイベントを数多く開催しているが、空港内の土産物店の店頭で、販売しているお酒の特徴を正確に伝えることは難しかった。こういった問題を解消するため、中部地域の主な酒蔵社と連携して、酒蔵・特定名称・原材料・酒米・仕込水・精米歩合・アルコール度数等のデータや、味わい、飲みごろ温度、おすすめの酒器や料理といった情報を手軽なアクセス方法で提供する。

旅客ターミナルビル3階国際線出発制限エリアの「CentrairDutyFree」の日本酒コーナーと、「銘品館」の酒コーナーで実施している。 

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(やまとごころ編集部)

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