インバウンドニュース
高知県への中国インバウンド客誘致に向けて県がCtripと連携、西日本地域では2例目に
2019.06.27
高知県が中国・上海のオンライン旅行会社Ctripと「高知県の国際観光の振興に向けた連携と協力に関する協定」を6月24日に締結した。これまでもCtripは横浜市やJR東日本グループなどと観光促進に関する協定を締結しているが、九州・中国・四国地域との締結は高知県が初めてとなる。西日本地域では大阪観光局についで2番目の提携となった。
協定の締結式は高知県庁舎で行われ、尾崎正直知事と、Ctripグループ日本代表の蘇俊達氏(ソ・シュンタツ)、上海携程商务有限公司の裴培氏(ペ・バイ)の3名が出席。知事は「Ctripと協定締結の運びとなりとても嬉しい。この協定を通して、高知県への観光客が増えてほしい」と外国人観光客の拡大機会に喜びをみせた。蘇俊達は「協定を締結することで、多くの外国人観光客に高知県の美しい風景などの魅力を知ってもらえれば」と話した。Ctripグループでは日本向けの予約サイトを含む世界27カ国に向けた多言語展開のオンライン旅行予約サイト「Trip.com」を運営し、宿泊予約、交通チケット、パッケージツアーなどを包括的に提供。日本のインバウンドとアウトバウンドの活性化に貢献している。
今回の連携及び協定事項による具体的な取組内容は以下の通り。
(1)中国市場などでの高知県のプロモーション
(2)高知県の宿泊施設、観光地、商業施設などへの海外からの送客促進
(3)高知県内における旅行者の満足度の向上
(4)マーケット分析
(5)高知県と中国各地の文化、旅行関係組織との交流
(6)その他、必要と認める観光振興
(やまとごころ編集部)
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