インバウンドニュース
宮崎県都城市がキャッシュレス化推進を目指し、市内の観光施設にQRコード決済可能なタブレット端末の無料貸し出し
2019.08.28
キャッシュレスソリューションを提供するNIPPON Platform 株式会社(ニッポンプラットフォーム)は、8月22日に宮崎県都城市とキャッシュレス化推進事業について連携協定を締結した。
「日本をキャッシュレス化する」をビジョンに掲げ、中小個人商店の活性化を起点とした地域創生の実現に取り組むニッポンプラットフォームでは、QRコード決済が可能な端末「ニッポンタブレット」を提供している。一方、「南九州のリーディングシティ 」として町づくりを目指す宮崎県都城市は、2015年度・2016年度にふるさと納税寄付額が日本一にもなった肉と焼酎など全国に誇る名産品があり、自然に恵まれた土地。台湾や中国からの外国人観光客が年々増加傾向にあり、受入体制の整備が課題となっていた。両者が連携することで、キャッシュレス化推進によるインバウンド対応の強化を図り、外国人観光客へのサービス向上や機会損失回避のための環境整備を目指す。
実証実験として、まずは市内の道の駅やホテルなど訪日客が多く訪れる観光施設へ、ニッポンプラットフォームのQRコード決済も可能な端末「ニッポンタブレット」を無償貸与する。運用開始は10月下旬からで、利用できる決済はAmazon Pay(法人の方のみ),d払い®, pring, WeChat Pay, NETS Pay, DBS PayLah!, OCBC Pay Anyone, UOB Mighty。
今回の事業連携を通して、市内観光施設のキャッシュレス化を推進し、今後は市内の商工業者を対象にキャッシュレスのリテラシー向上を目的としたセミナー開催なども予定している。
(やまとごころ編集部)
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