インバウンドニュース

東北のマラソン大会の魅力を中国マラソン愛好家に向け発信

2019.10.09

印刷用ページを表示する


東北への外国人旅行者の増加を目的とした情報発信に、中国国内で人気が高まっているマラソンを活用する。東北運輸局がマラソンに関するメディア及びインフルエンサーを招請し、マラソン愛好者を対象に東北のユニークな大会や周辺観光地等の観光資源の魅力を発信、東北の認知度向上と誘客促進を図る。

招待するのは、中国で最も早い2014年にマラソン愛好者向けサービスを開始した専門サイト「知行合逸」と、元中国女子マラソン代表選手で、「ランニング女神」という団体を設立してランニング・マラソンを推奨、微博(Weibo)のフォロワー約180万人を持つ呉敏氏の2人。

日程は移動を含め10月11日から14日までの4日間で、そのうち10月12日に、岩手県一関市の猊鼻渓船下り、平泉町の中尊寺拝観、及び宮城県仙台市にて秋保エリア散策を行う。翌10月13日には、宮城県岩沼市にて「東北・みやぎ復興マラソン2019」に参加し、その後は仙台市にて市内散策を行う。

「東北・みやぎ復興マラソン」は、東日本大震災からの復興の姿を国内外に発信し、被災地に暮らす方々の「心の復興」を推進することを目的として、2017年から毎年秋に開催。過去2大会では、日本全国と海外から、のべ2万8000人の参加があった。

(やまとごころ編集部)

編集部おすすめ関連記事:

【東北風土マラソン&フェスティバル】 「マラソンを通して東北と世界をつなぐ」をミッションに、2日間で5万人を集客

中国人の海外旅行トレンド、注目されるのは「新世代」「女性」「教育旅行」

関連インバウンドニュース