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来春より松山-台北の定期便が週2から週4便に インバウンド・アウトバウンド両面で利用促進を目指す

2019.11.29

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愛媛県は、松山空港と台湾の桃園空港を結ぶエバー航空の定期便について、来年4月11日から週4便に増便されることを発表した。11月25日、県庁での記者会見で中村時広知事が明らかにした。

現在、松山-台北線は184人乗りの機体で木曜と日曜の週2往復だが、来年4月から水曜と土曜を加え週4往復とする予定だ。発着時刻は各便とも、台北(桃園)6:45発→ 松山10:10着、松山11:20発→ 台北(桃園)13:05着。

今年7月に同航空による定期便就航以来、平均70~80%の高い搭乗率を維持しており、愛媛県では増便をエバー航空に働きかけていた。台湾の団体旅行者は4泊5日の旅行ツアーを好む傾向があり、これまでの週2便の場合、松山にインしても関西空港からアウトするツアーが多く、観光客を取りこぼしていた。

この度の増便により、松山イン・松山アウトの4泊5日ツアー商品が造成しやすくなるため、松山市内だけでなく、県内東予や南予エリアにもインバウンド客が周遊するような誘客施策に各市町、DMOと連携して取り組む予定だ。

安定運航のためには、愛媛県から台湾へのアウトバンドも重要となる。現在の定期便の乗客はインバウンドが7割、アウトバンドが3割。愛媛県では、県民にパスポートの取得を促すなどアウトバウンドでの利用促進策も講じていく姿勢を示した。

(やまとごころ編集部)

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