インバウンドニュース
★京都市、外国人観光客向けチケット販売システムの実証実験を開始
2017.10.12
京都市は10月12日より、公式多言語観光サイト「Kyoto City Official Travel Guide」上で、外国人観光客向けのチケットを購入できるシステムの実証実験を開始した。
実証実験では、外国人観光客向けの各種チケットの販売システムを構築し、事業者がシステム上でチケットの情報を入力すると、外国人観光客が掲載されたイベントをクレジットカードで購入できるという仕組みだ。購入が完了するとQRコード付きの電子チケットが外国人観光客に送られ、イベント当日は専用アプリを用いて受付を行う。
時代祭有料観覧席、市民狂言会、サムライ剣舞シアター、茶道体験カメリア、京都市交響楽団、京都国立博物館といった、祭りや伝統文化、体験コンテンツ、音楽、エンターテイメントなど、幅広いコンテンツのチケットを試験的に販売していく。
実証実験は、12月15日まで約3か月間実施される。販売実証を通じて、外国人観光客のチケット購入環境の向上につなげることが目的。これは、観光庁の平成29年度「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(実証事業)」を活用したもの。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン
2024.11.26
企業の人手不足を調査、正社員が足りない企業は半数超。飲食店、宿泊施設の不足率は緩和傾向に
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価