インバウンドセミナー・イベント
持続可能な観光地マネジメントにむけて│東京都・東洋大学国際観光学部による観光経営人材育成講座
開催日時
2024年1月27日 (土) 、2月3日 (土)
※どちらか1日のみの参加も可能です。ただし、2日間の受講が望ましい内容となっています。
概要
東京都・東洋大学国際観光学部による観光経営人材育成講座「持続可能な観光地マネジメントにむけて」を2024年1月27日(土)と2月3日(土)に開講いたします。これは、東京都と連携して観光関連事業者の経営⼒向上を図り、観光産業の活性化につなげるため、持続可能な観光地マネジメントの実現に向けた⼈材の育成を目的としています。
1日目午前は、「持続可能な観光に向けた観光庁の取組」で全体を俯瞰します。午後は、市町村区や都道府県ごとの月別入込客数のオープンデータ化とそれを活用した観光DXの推進、エビデンスに基づく観光地マネジメントの現状を学びます。
2日目午前は、地球温暖化抑制を念頭にして、観光交通に起因する温室効果ガス排出量推定や、大阪万博に関連したグリーンチャレンジや脱炭素ツアー等の取り組み、CO2排出量の可視化ツールについて紹介する予定です。午後は、自然観光地における特徴的な取組みと位置付けられる白馬村、やんばる地域の事例を紹介し、都市部と地方両面での持続可能な観光づくりの具体的取組みを取り上げます。(詳細はこちら)
対象者
都内に在住あるいは在勤している⽅で、地域の観光振興・観光産業・環境を考慮した地域資源の利活⽤に関わる⽅
スケジュール
<1日目>
10:00〜11:00 | ①はじめに 本講座のねらい、構成と環境・経済・社会的視点から見た持続可能性、観光GXについて |
11:10〜12:10 | ②持続可能な観光にむけた取組 日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)を活用したモデル事業や補助事業等、持続可能な観光の実現にむけた観光庁の取組について |
13:10〜14:10 | ③携帯電話位置データを用いた観光入込客数統計の整備 地域のデータに基づく戦略を推し進めるための観光マーケティングデータ整備の方向性 2024年春運用開始が予定されているデジタル観光統計オープンデータ(確定版)の狙い、概要 |
14:20〜15:20 | ④HITが取り組む観光経営 地域のパートナーを巻き込み自律的・継続的な観光地経営を目指した、広島県の観光DX |
15:30〜15:40 | ⑤1日目全体の振り返り 受講者からコメントをいただきながら、簡単な振り返りを行います |
<2日目>
10:00〜10:30 | ⑥観光交通によるGHG排出量について 地域別のアクセス交通手段の差異と地域別/旅行者1人あたりGHG排出量の推定事例 |
10:40〜12:20 | ⑦大阪万博に関連した取組 EXPOグリーンチャレンジについて 大阪・関西万博を契機としたサステナブルな観光への取組(脱炭素化ツアーの事例紹介) 旅行におけるCO₂排出量を可視化できるツール |
13:20〜14:20 | ⑧長野県白馬村 地球温暖化と白馬村の現状ならびにゼロカーボンに向けた白馬村の戦略,取組 |
14:30〜15:30 | ⑨沖縄県北部やんばる3村の取組み やんばる世界自然遺産の紹介と地域資源の保全と利用に関する取組み(保全体験型ナイトツアーの造成事例) |
15:30〜15:50 | ⑩まとめ 受講者からコメントをいただきながら、簡単な振り返りを行います |
※講義内容・講師は変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
主催
東洋大学 国際観光学部 観光経営人材育成事業事務局
東京都 東京都産業労働局観光部受入環境課