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アフターコロナの旅行トレンドは短期、国別人気旅行先トップは日本 —Trip.comグループ Google社旅行レポート

2020.06.29

刈部 けい子

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Trip.comグループがGoogle社と共同で発表した旅行トレンドレポートによると、移動規制緩和に伴い、短距離旅行への関心が高まっていることがわかった。

日本でも19日に県境をまたぐ旅行が解禁され、先週末は近隣都道府県からの客が戻ってきた観光地も多かったようだが、今回の調査結果によると、特にアジア太平洋地域のユーザーが検索した7割以上は短期旅行の商品が占めていることがわかった。これは、国内および地域旅行が最も早く回復することを示している。

アジア太平洋地域のデータに基づき、今後の短期旅行先人気Top20が特定され、日本では東京と大阪がそれぞれ5位と11位に入っている。また、韓国、タイは3都市がランクイン、大都市のほか、ビーチリゾートも多い。

短期旅行先の人気Top 20

バンコク(タイ)
ソウル(韓国)
上海(中国)
済州島(韓国)
東京(日本)
バリ(インドネシア)
マニラ(フィリピン)
釜山(韓国)
西安(中国)
クアラルンプール(マレーシア)
大阪(日本)
ペナン(マレーシア)
ダナン(ベトナム)
ビンタン(インドネシア)
台北(台湾)
シンガポール
パタヤ(タイ)
香港
プーケット(タイ)
マカオ

左上から時計回りで、1位バンコク、2位ソウル、6位バリ、5位東京

人気旅行先国・地域別Top 20

さらに状況が改善された場合の人気旅行先国・地域別Top20では、日本がトップ。ついでタイ、香港、アメリカ、韓国、マカオ、台湾、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フランス、ドイツ、UAE、フィリピン、モルディブとの予測になっている。

出典:Trip.comグループ

この調査結果はTrip.comグループが22日に開催したオンラインイベント「Travel On(トラベル・オン)」のなかで発表されもの。イベントでは今後旅行を計画する際に安全性確保の他、予約の柔軟性が最も重要な検討事項であることが示された。後者に関していえば、Trip.comグループは、変化しつつある消費者の需要に対応するため、「フレックス予約(Flexibooking)」保障を通じて変更手数料を免除するという。

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