日本政府観光局（JNTO）が発表した2017年８月の訪日外国人数は、前年同月比 20.9%増の 247万8000人となった。2016年８月を42万人以上上回り、８月としては過去最高を記録した。

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７月に続き夏休みシーズンの市場が多い中、チャーター便を含む航空路線の新規就航や増便に伴い航空座席供給量が増加、また子供連れの家族旅行がしやすいクルーズ船の寄港の増加も追い風となった。

市場別では、前年同月比35.3％と、先月に引き続き大きな伸びを見せた韓国をはじめ、中国、台湾、香港の東アジア４市場が訪日客数を押し上げた。特に中国は81万９千人と、全市場を通じて初めて80万人を超え、単月として過去最高を記録。韓国、台湾、香港も８月として過去最高だった。

８月に一番の伸び率を見せたのは、前年同月比43.6％増で2万4700人のベトナム。報奨旅行が複数実施されたのが訪日数の増加につながり、８月として過去最高を記録。他にも、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツが ８ 月として過去最高となった。

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2017年１月〜８月までの合計は1891万6200人で、前年同期比の17.8％増となった。このまま推移すると、これまで最速の９月中に2000万人を突破する見込み。
（やまとごころ編集部）