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原宿で春節に向けた訪日キャンペーンがスタート

2014.01.28

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出典:やまとごころ.jp

原宿キディーランドの入り口正面にモンチッチが並ぶ。
中国人観光客が興味深そうに手にとったのが、40周年記念バージョンの金色のモンチッチ。赤い看板と金色のモンチッチ。春節を意識したと、キディーランドのインバウンド担当者。キティちゃんなど、キャラクターは海外でも人気だが、モンチッチは中国圏で最も有力だという。この期間限定で、入り口正面に配置した。

店内にも春節に向けて開催したTGSW(Tokyo Grand Shopping Week)のポスターや特集を組んだTime Out Tokyoが並ぶ。

表参道の歩道では、黄色いコートを着たコンシェルジュが外国語で案内する。歓迎する外国語表記がフラッグやゴミ箱にまであり、エリア全体が、春節時期の訪日観光に取り組んでいる。

TGSWは、商店街振興組合原宿表参道欅(けやき)会と東京観光財団昨年が、春節時期の原宿表参道のキャンペーンイベントとして1月23日にスタート。昨年2月に実施したTokyo Fan Weekの事業枠組みを継承し、エリア内のショップが、訪日観光客向けのキャンペーンをする。バーゲン企画、79店舗で外国人旅行客にお薦めのお土産をセレクトして紹介するお土産企画、ワンドリンク無料やスイーツサービスなどのレストラン関連の特典などもある。さらに日本文化体験やまち歩きガイドツアーの実施も予定だ。

昨年も来店された方が、この時期のキャンペーンを目的に来られたケースもあると外国人向け臨時観光案内所スタッフ。訪日観光に特化したキャンペーンが、根付きつつある。各店舗とエリア全体の取り組み、もともと外国人が多いエリアであるが、多くの商業施設を巻き込んだ先進的な事例として注目を集めている。

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