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「VISIT JAPAN ASIA Travel Mart 2015」の商談会が幕張メッセで開催

2015.06.17

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出典:やまとごころ.jp

「VISIT JAPAN ASIA Travel Mart 2015」の商談会が千葉県の幕張メッセで16日、17日と開催された。
日本政府観光局(JNTO)が、観光庁後援のもとアジア地域における訪日ツアーの造成と外国人旅行者数の拡大を図るのを目的に実施。商談会以外にも視察ツアーもあり、例えばタイからは沖縄の石垣島や北海道の層雲峡、マレーシアからは宮城県のルスツや長野県の白馬など、各地域を訪れた。
中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インドの計11か国・地域から、旅行会社の商品造成担当約250名を招請した。一方、国内からは249の観光関係企業・団体の参加があった。

小樽観光協会では、北海道のブランディングがアジア各国に広まっているが、小樽の認知度がまだ低いので、まずは各国の旅行社に知ってもらうことをしたいと抱負をのべた。
徳島県の三好市は古民家を軸とした里山の魅力を訴求している。ここ数年、外国人旅行者が増加傾向で、さらに日本の田舎の良さを知ってもらいたいと担当者。
横浜観光コンベンションビューローでは、トリップアドバイザーと組んだ口コミ情報の取り込みを今月からスタートさせ、それをアピールポイントに商談会に臨んだところ、現地の旅行会社からの反応が良かったようだ。

今回、初参加のBOJでは、申し込み受付開始時間直後に予約の電話をしたという。インバウンドの商談会人気が高まり、すぐに満席となり予約しづらいと聞きいたからだ。実際、2日後には完売となった。

訪日外客数が伸びているなかで、アジアの占める比率があがっている。「VISIT JAPAN ASIA Travel Mart」の重要性が増している。

 

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