インバウンドニュース
名古屋に香港エクスプレス航空の就航1周年、香港からのインバウンドが2.4倍に
2015.09.23
出典:やまとごころ.jp
9月18日、名古屋の中部国際空港セントレアでは、香港エクスプレス航空の就航1周年を祝うイベントが開催された。最高経営責任者(CEO)のアンドリュー・コーエン氏が来日し、中部国際空港社長の友添雅直氏が来賓を代表してお祝いを述べた。
さらにセントレアのマスコット「フー」が登場し、空港をイメージしたバースデーケーキの入刀を行った。
同社のコーエン氏は、「アジアを旅行することは、値段が高い部分も多いが、LCCである香港エクスプレス航空は、他社の60〜70%の料金で案内ができる低料金の強みを訴えた。」
同社は、愛知県のインバウンド需要を大きく伸ばし、今年の1月から6月における昨年対比で、香港からの入国が241%の増加となっている。いかに香港エクスプレス航空のインパクトが大きいかがうかがえる。FITが増えていて、帰国してから口コミで地域の良さを伝えてくれている。
香港からではなく、2ウェイツーリズムとして、日本人の香港への渡航も期待がある。客室乗務員は日本人も多く採用していて、日本人が安心して搭乗できるのが目的だ。
同日より9月21日まで50%オフのキャンペーンを実施するなど、LCCならではのキャンペーン料金も見逃せない。香港へは1万1000円で行ける。
ちょうど、空港内にセントレアプラザが開設され、地方のショッピングを楽しめる場ができた。昇龍道というエリア連携をより訴求している。
香港エクスプレス航空の就航から1年、愛知県では、今年をインバウンド元年と位置付け、より積極的に展開していく。香港エクスプレスの集客力がますます重要になってくるだろう。現在、中部~香港線は、現在週7便のデイリーだが、いつか2便になることを期待したい。
関連インバウンドニュース
2024.09.25
訪日客の鉄道利用動向、台湾と米国旅行者の交通手段や周遊ルートの違いが明らかに ーナビタイムジャパン調査
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.07.30
外国人登山者が日本で行く場所はどこ? 国籍によって訪問エリアが異なることが明らかに ーナビタイムジャパン
2024.07.05
訪日中国人の空港利用状況を調査、日本出国時の免税店への立ち寄り状況は?
2024.06.05
1000円追加でカーボンオフセットと地域貢献、箱根一周エシカル旅行プラン、小田急電鉄が発売
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.03.28
訪韓外国人客が利用するアプリは? 旅ナカではネイバー、パパゴなど韓国アプリの利用率高く