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2016年に向けたショッピングツーリズムの展望は?

2016.01.25

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出典:やまとごころjp

今月20日、東京のサッポロビール本社講堂で、JSTO(ショッピングツーリズム協会)の主催セミナーが開催された。今回のテーマは、「2015年ショッピングツーリズムの振り返りと最新動向、2016年今後の展望について」だ。
基調講演は、田川博己氏(JSTO会長、JTB会長、JATA会長)が登壇し、地方の魅力を引き出すことを訴えた。
また現場における課題をピックアップ。
2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備。2000万人を目前に既に観光インフラの対応が厳しい現状。プライベートジェットの利用空港の少なさ。クルーズ船の湾岸整備の遅れなど。
またショッピングについては、地方の伝統工芸品など「ホンモノ」の掘り起しが必要だという。爆買からの転換が迫られる。そのためにも商品のストーリーをどうだすかが重要だ。

第2部はパネルディスカッションご行われ、パネラーは、基調講演に引き続き田川博己氏、
株式会社ルミネ 代表取締役社長 新井良亮氏、アソビシステム株式会社 代表取締役 中川 悠介氏、そして進行役にJSTO専務理事の新津研一氏が登壇。
東京オリンピック・パラリンピック後のあり方として、ロンドンをベンチマークしていくことが大切だと新井氏。前回の東京オリンピック後に経済が縮小した。このままで迎えれば、バブルがはじけた状態になる。ロンドンは、いかに大会後の発展につなげたかを学び、しっかりと変えていかなければならない。

 

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