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★国際観光旅客税の使途決定、18年度は60億円投入

2017.12.25

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2019年1月7日に運用を開始する「国際観光旅客税」(仮称)の使途に関する基本方針が、22日に行われた観光立国推進閣僚会議で決定した。

2020年の訪日客4000万人の目標を達成するために、以下の3つの分野に国際観光旅客税の税収を充当する。 

 ・ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備
 ・日本の多様な魅力に関する情報の入手の容易化
 ・地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備

なお、上記税収については、受益と負担の関係が不明瞭な国家公務員の人件費や国際機関分担金などの経費には充てないこととした。

2018年度分の歳入は総額60億円の見込みで、顔認証ゲートなどCIQ(税関、出入国管理、検疫)体制の整備など特に新規性・緊急性の 高い以下の施策・事業に充てる。

 

2018年度における具体的な施策・事業

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出典:国際観光旅客税(仮称)の使途に関する基本方針等について

(やまとごころ編集部)

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