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★成田空港、滑走路拡大と運用効率アップで合意 発着枠1.7倍の50万回へ

2018.03.14

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国土交通省、成田国際空港(NAA)、千葉県、空港周辺の9市町は13日、「成田空港に関する四者協議会」を開催した。協議の結果、滑走路の増設などを含めた成田空港のさらなる機能強化を実施することについて四者で合意し、確認書を締結した。

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて訪日客の増加が続く中、成田空港の発着回数は年々増加傾向にあり、それに対応するための機能強化となる。協議会では2015年より検討が開始され、国交省とNAAは2017年6月に、第3滑走路稼働後の運用案を地元自治体に提示。自治体では新たな振興策に伴う恩恵を享受できる一方で、地元住民からは騒音悪化を懸念する声が根強くあった。

今回合意に至った案では、3500メートルの第3滑走路を増設するほか、既存の第2滑走路を1000メートル延長することで空港全体の運用効率を高め、発着枠を年間30万回から約1.7倍の50万回にまで拡大する見通しだ。また、夜間飛行の制限においてはスライド運行を導入し、静音時間を現行と同じ7時間確保しつつ、空港の発着時間を現行の1日17時間から19時間半(朝5時から深夜0時30分)へと段階的に拡大する。

(やまとごころ編集部)

詳細:
四者協議会における検討状況

 

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