インバウンドニュース
★観光庁「テーマ別観光による地方誘客事業」ONSEN・フードツーリズムなど4件新たに追加
2018.05.10
5月9日、観光庁は「テーマ別観光による地方誘客事業」のテーマに、今までの13件に加え新たに4件を追加、これで合計17件となった。
「テーマ別観光」は、特定のテーマに関心の高い国内外の観光客に、より魅力的な旅行を楽しんでもらうために設定された。特定の観光資源においての複数地のネットワークを構築し、共同での誘客をすることや、取り組み課題や成功事例を共有することを目的として、2016年から始まった試みである。
継続テーマは13件で、酒蔵ツーリズム、アニメツーリズム、忍者ツーリズムなどがある。今回加わったのは、「Industrial Study Tourism」「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」「郷土食探訪~フードツーリズム~」「宙ツーリズム」となっている。
Industrial Study Tourismは、海外からのビジネスに繋がる産業観光の視察旅行やMICE誘致を促進する。ONSEN・ガストロノミーツーリズム、宙ツーリズムは、認知度を上げるためマーケティング調査を実施し、その結果に基づいたPRやシンポジウムを行う。郷土食探訪~フードツーリズム~は、先進的にフードツーリズムを行う地域においてモニターツアーなどを行うといった内容である。
この取組により、一層の効果的な地方誘客が行われるよう、共通のテーマ観光資源を持つ各地方のネットワーク化を促進、情報発信力を強化していくとしている。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
-
2025.03.04
円高が訪日需要に与える影響調査、4人に1人が「旅行をためらう」と回答。消費動向に与える影響は?
-
2025.03.03
優良ガイドを評価し、高付加価値旅行業界の発展目指す「Guide of the Year 2025」発表、6名のガイドを表彰
-
2025.01.20
2025年のジャパントラベルアワード発表、持続可能性や地域貢献度が評価された「酒蔵ホテル」がグランプリ
-
2025.01.15
2025年の旅行動向、訪日客数は2024年を超える4020万人と予測ーJTB
-
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
-
2024.12.16
Gアドベンチャーズ発表「2025年の人気旅行先」10のリスト、2年間で予約数150%増の日本が選出
-
2024.12.10
台湾ITF2024来場者へ訪日意向を調査、今後の旅行先は地方志向へ。レンタカー利用に前向きな姿勢も
-
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン