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★欧米からのインバウンド誘致狙い、仏イベントで観光PR — 九州地域戦略会議

2018.05.29

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九州、沖縄、山口の9県が結集した九州地方知事会と、経済団体からなる九州地域戦略会議は23日、佐賀市で定例会を開き、7月にフランスで行われるイベントへの出展と、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)開催時に、合同祭りを開催することで一致した。

フランスでは、7月5日〜8日にパリで開催される日本文化の博覧会「ジャパンエキスポ」に九州のブースを出展。各県の知事や副知事、経済団体の代表、くまモンらが参加し、観光や特産品などの情報をPRするほか、レセプションや現地企業向けの観光セミナーも開催する。

2019年9月20日〜11月2日に開催されるラグビーW杯では、48試合中10試合が九州3県で開催される。その間、観戦目的で訪日した外国人に九州周遊を促そうと、9月28日と29日に熊本県で各県の代表的な祭りを集結させたイベントを実施する方針を定めた。官民連携で観光PRを強化し、訪日客誘致と熊本地震からの復興を発信する。

九州はアジアからの訪日客に強いが、今後はフランスでの取り組みや、ラグビーW杯をきっかけに「KYUSHU」ブランドのイメージを定着させ、欧米からの訪日客誘致を推進していく考えだ。23日には、九州ブランドを象徴するロゴマークも発表。「九州はひとつ」の理念を象徴する、のれんのをモチーフとしたデザインを披露した。

(やまとごころ編集部)

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