インバウンドニュース
★日本の地方に行きたい台湾人旅行者 観光スポットを「線」で繋げて紹介する必要性
2018.06.04
株式会社結.JAPANは、運営する動画メディア「wafoo」を通じて台湾人観光客に「訪日旅行で行きたいところ」をアンケートした。
訪日旅行リピーターは地方に行きたい
アンケートでは「次は日本の地方に旅行したいか」という質問を行い、訪日旅行経験者を「1回のみ」「2回以上あり」の2グループに分けて比較した。
訪日旅行経験が1回のみのグループは、10.6%が地方への旅行を考えたのに対し、2回以上の経験者は40.8%が「次回は地方に行きたい」と回答した。2つのグループを比較すると、訪日旅行リピーターの方が4倍の割合で日本の地方に興味があると言える。
若年層も中高年層も日本の地方に興味あり
「次は日本の地方を旅行したい」と回答した割合は、どの年齢層でも一定した割合があった。
16~20歳の層のみ20%弱だったが、21歳以上の層ではどの年齢層も30%以上を占めていた。
観光スポットを「線」で繋げる情報提供
今回の調査結果から、結.JAPAN社では「リピーターの人は地方に興味を持っている。しかし、現状は各スポットだけの情報発信が多く、旅行者は一個一個を丁寧に調べてからではないと、安心して訪れる事が出来ない」と述べ、
「おすすめルート」など、観光スポットを線で繋げた情報発信を提言している。
なお、2017年の訪日外国人観光客のうち2回目以上の「リピーター」は1,761万人で、外国人観光客全体の約6割だった。政府はリピーターの人数を、2020年に2,400万人に増やす目標を立てている。
(やまとごころ編集部)
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