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★2018年5月百貨店売上高、インバウンド売上49%増の約287億円で好調維持

2018.06.25

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日本百貨店協会は22日、2018年5月の売上高を発表した。全体では2.0%減の4505億円と3ヶ月ぶりに前年を下回ったが、高額消費やインバウンドは好調。地区別では、富裕層とインバウンド市場の大きい札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5地区はプラスになったが、それ以外の都市で振るわず、5都市に仙台、横浜、京都、神戸、広島を加えた10都市の売上は0.2%減と10ヶ月ぶりにマイナスに転じた。更に、10都市以外の地方では6.1%減と13ヶ月連続のマイナスを記録しており、苦戦が続いている。

総売上高が減った理由としては、土曜1日減による入店客数への影響に加え、4月の高温で夏物需要前倒しになったのと5月の気温低下が相まり、盛夏商材の動きが鈍く前年実績を割り込んだことが考えられる。

なお、同時に発表された外国人観光客の売上高・来店動向では、免税総売上高は287億7千万円で前年同月比49.3%増、18ヶ月連続のプラスとなった。内訳は、160億円が一般物品で、122.7億円が消耗品と、比率は56%:44%だった。購買客数も約45.9万人で、2013年2月から数えて64ヶ月連続プラスとなった。1人当たりの購買単価は約63,000円で、前年同月比で0.2%減となった。

外国人観光客に人気のあった商品は、1位:化粧品、2位:ハイエンドブランド、3位:婦人服飾雑貨、4位:食品、5位:婦人服、免税手続きカウンターの来店国別順位は、1位:中国本土、2位:韓国、3位:香港、4位:台湾、5位:タイ、6位:シンガポール、7位:マレーシアであった。Screenshot 2018-06-24 11.24.24

(やまとごころ編集部)

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