インバウンドニュース
★全国4例目となる金沢市の宿泊税、2019年4月からスタート
2018.06.28
総務省は6月26日、金沢市がホテルや旅館、民泊などの宿泊者から、宿泊税を徴収することに同意した。宿泊税の導入は東京都、大阪府、京都市に続いて全国4例目となる。
1人1泊の宿泊料金が2万円未満は200円、2万円以上5万円未満は500円、5万円以上は千円の宿泊税を支払うこととなる。2019年4月1日の宿泊から導入予定。
宿泊税は自治体が独自に設ける法定外税となっており、一番はじめに導入した東京都は2002年10月から、大阪府は2017年1月からスタートしている。東京都は1泊最大200円、大阪府は最大300円を徴収しており、ともに1万円未満の宿泊の場合は課税していない。
金沢市の税収は年間7億2千万円になると見込まれている。市では住民、来訪者、双方にとって魅力的なまちづくりにつなげるため、歴史、伝統、文化など固有の魅力を高めるなど、持続可能な観光振興の財源にしていくという。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
-
2025.03.14
旅館・ホテル市場の売上高、24年度は過去最高の5.5兆円の見込み。インバウンド獲得で前年度比「増収」は3割超え
-
2025.03.03
優良ガイドを評価し、高付加価値旅行業界の発展目指す「Guide of the Year 2025」発表、6名のガイドを表彰
-
2025.01.27
2025年春節の中国人旅行動向を調査、日本が1位。一番人気の場所は?
-
2025.01.20
2025年のジャパントラベルアワード発表、持続可能性や地域貢献度が評価された「酒蔵ホテル」がグランプリ
-
2025.01.07
訪日中国人のホテル選び、喫煙環境の整備が重要なファクターに
-
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
-
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン
-
2024.11.26
企業の人手不足を調査、正社員が足りない企業は半数超。飲食店、宿泊施設の不足率は緩和傾向に