インバウンドニュース
★地域の訪日客向けツアーや情報発信サイトが続々登場 企業・自治体・財団等の連携
2018.07.30
民間企業、自治体、財団などが提携し、地域の魅力を伝えるインバウンド向けツアー造成や、情報発信サイト運営の動きが活発化している。
世界各地の現地オプショナルツアー専門予約サイト「ベルトラ」は、福岡で旅行事業を手がけるHEARTSと連携し、福岡周辺の観光スポットを巡る福岡発ツアーの販売を開始した。インバウンド旅行者をターゲットに今月6日より、ベルトラの日本語サイトで4ツアー、繁体字サイトで4ツアー、簡体字サイトで4ツアーが販売されており、年内には韓国語サイトでのツアー販売も開始する予定だという。
一方、ABC クッキングスタジオは一般財団法人自治体国際化協会と連携し、インバウンド誘致につなげるプロモーション事業を開始。具体的には、公募で選ばれた地方自治体とともに、地域の食と文化が体験できるツアー形式のプロモーション企画を年4回実施する。第一弾では香川県と香川県三豊市を採択し、ABCシンガポールの会員及び講師6名を集めて3泊4日で手打ちうどん作りや島巡りなどを体験するツアーを遂行。参加者にはSNSやメディアで情報発信をしてもらい、需要喚起や認知度の向上を図る。
さらに、7月12日には、インバウンド向け観光情報サイト「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE HOKKAIDO」がオープンした。千歳空港、ANA、JAL、北海道銀行、ぐるなびの5社が提携し、あらゆる観光情報を包括したウェブサイトとして、北海道の魅力を発信していく。2016年に先行してオープンした東京版に続き、北海道は2エリア目となる。今後は現在の5社に加え、北海道内の企業や自治体をパートナーに迎え入れていくという。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与
2024.06.25
キャンピングカーが訪日客にブーム、2024年は前年比190%と予測。都道府県別ランキングで一番人気は?
2024.06.20
台湾・香港人の8割強が、日本で動物を見れる場所へ行きたいと回答、6割以上が見たいと選んだ動物は?「キツネ」
2024.06.18
オーバーツーリズム対策で富士山五合目ゲート設置、登山者1人2000円徴収
2024.06.18
2024年日本への好感度を持つ国・地域ランキング、1位は「好き」以上が100%のインドネシア、フィリピン
2024.06.05
1000円追加でカーボンオフセットと地域貢献、箱根一周エシカル旅行プラン、小田急電鉄が発売
2024.05.28
桜がもたらす経済的効果、支出額が多い国・地域はどこ? 都会と地方での消費動向の違いも明らかにービザ・ジャパン
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立