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★訪日リピーターによる需要拡大、地方空港へのチャーター便が増加

2018.08.07

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海外からの好調な訪日旅行による追い風を受け、地方空港と海外とを結ぶチャーター便の運航が相次いでいる。

徳島阿波おどり空港では7月21日、香港からのチャーター便が到着した。香港の大手旅行代理店、EGLツアーズの企画によるもので、香港発のツアー客148名を乗せた航空機が降り立った。到着ロビーでは県関係者らが歓迎し、観光パンフレットやうちわを配布。チャーター便の復路は、関西国際空港などから訪日した観光客115人が利用し、県職員らが鳴門市のモモや松茂町のナシの試食を振る舞った。徳島を発着する海外便は今年度初で、7月28日と8月4日にも徳島—香港間を往復した。徳島県では「グローバル戦略」を推進しており、今年1月に国際線に対応する新ターミナルを新設した。

一方、北海道の旭川空港には韓国・釜山を拠点とするLCC「エアプサン」のチャーター便(第一便)が16日に到着。162名の観光客が降り立った。今回のチャーター便を利用した韓国人は、層雲峡温泉や富良野、美瑛などを2~3泊で巡るという。エアプサンは、9月1日までのおよそ2ヶ月半、月、水、土の週3日で旭川—釜山間を往復就航する。また、旭川空港では7月から9月にかけて、韓国5社のチャーター便が就航する予定だ。

(やまとごころ編集部)

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