インバウンドニュース
★長野県、自然と文化を生かした「アドベンチャーツーリズム」でインバウンド誘致
2018.09.05
長野県で、アドベンチャーツーリズムによるインバウンド誘客の機運が高まっている。
アドベンチャーツーリズムとは、「アクティビティ」「自然」「異文化体験」の3つの要素のうち、2つ以上で構成される旅行を指す。一般的には、カヤックやラフティング、トレッキング、山登り・クライミングなどの野外活動に、現地の文化と触れ合う機会を組み合わせるスタイルが多い。日本ではまだなじみが薄いが、欧米諸国の旅行者の間では人気の旅行形態となっている。エコツーリズムやグリーンツーリズムと共通項を持つものの、レジャーとしての「楽しみ」の要素が中核にあるため、消費につながりやすく、一般的な旅行者に比べると消費単価が高いことも特徴だ。
同県はアドベンチャーツーリズムの普及を通して、宿場町の風情あふれる中山道を中心とした信州の魅力を発信し、年間を通じて海外誘客を図るのが狙いだ。9月にはアドベンチャーツーリズムの世界最大の機関である「アドベンチャー・トラベル・トレード・アソシエーション」の幹部を招聘し、助言を受ける予定だという。また、北海道に続き、国内では2回目となる旅行イベント「アドベンチャー・コネクト」も9月に開催する。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
2024.12.16
Gアドベンチャーズ発表「2025年の人気旅行先」10のリスト、2年間で予約数150%増の日本が選出
2024.12.10
台湾ITF2024来場者へ訪日意向を調査、今後の旅行先は地方志向へ。レンタカー利用に前向きな姿勢も
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン
2024.11.28
ワールド・トラベル・アワーズ2024ファイナル、5年連続で世界一のデスティネーションに選出されたのは?
2024.11.26
企業の人手不足を調査、正社員が足りない企業は半数超。飲食店、宿泊施設の不足率は緩和傾向に
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.08
インドネシアZ世代の訪日関心度や購買パターン調査、95%が日本旅行に興味あり。旅行予算金額は?