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★中国地方最大規模のインバウンド商談会、アジア6ヶ国に向けて開催

2018.09.13

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中国地方において特にニーズが高まっている、アジア6ヶ国へ向けての訪日旅行商品の造成・販売を促進するため、中国運輸局と中国地域観光推進協議会が中国地方で最大規模のインバウンド商談会を開催する。

国と地方が連携したビジット・ジャパン地方事業の一環で、2020年までに訪日外国人旅行者数4,000万人達成という政府の目標を実現する取り組みの一つ。中国・香港・台湾・タイ・シンガポール・マレーシアの6つの市場の現地旅行会社の担当者30名を招聘、9月10日から視察ツアーと商談会を行う。

ツアーは各市場のニーズに合わせ、中国・香港・台湾とタイ・シンガポール・マレーシアの2つのグループに分けてそれぞれ、「山陰周遊体験型コース」と「観光地堪能コース」を回ってもらう。2泊3日の旅程は、ぶどう狩りやナシ狩りといったアクティビティから「砂の美術館」や「水木しげるロード」の訪問など、バラエティに富んだ内容だ。商談会は、鳥取県のロイヤルホテル大山を会場とし、各国の旅行会社担当30名と日本の79社の宿泊業者や交通業者が参加する予定となっている。商談会の後は、意見交換会も行う予定。

中国地方への6市場からの訪日述べ宿泊者数は年々増えており、中でも台湾は2012年の3万7740人から2017年の24万2470人と、7倍以上の増加があった。タイ・シンガポール・マレーシアも2012年からそれぞれ約3倍、7倍、5倍の伸びを見せ、中国・香港も15万人を突破するなど、訪日観光客の中国地方への人気が上がっている。

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(やまとごころ編集部)

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