インバウンドニュース
★中国最大の配車サービス「滴滴出行」大阪でタクシーサービスを開始!
2018.10.02
中国の配車サービス最大手の滴滴出行(Didi Chuxing:以下滴滴)は9月27日、スマートフォンのアプリからタクシーを呼べる、タクシー配車プラットフォームのサービスを大阪で開始した。滴滴は、米国のウーバー(Uber)の中国版として中国で爆発的に普及しているが、日本でのサービスは一般の人がドライバーとなるライドシェアではなく、タクシー配車サービスとして日本市場に進出。大阪府内で提携するタクシー会社12社約1000台からタクシーを呼び出すことができるようになる。
タクシーを利用する人は、乗客用アプリケーションをスマートフォンにインストールすることで、簡単にサービスを利用することができるようになる。アプリに出発地と目的地を入力すると、近くにいるタクシーを呼ぶことができる。乗客とタクシーのマッチングには、AI=人工知能が活用されており、乗客の待ち時間の短縮やタクシーの空車時間削減が期待できるという。
中国本土などで合計5.5億人が登録している滴滴の乗客用アプリを日本でもそのまま利用することができ、決済もAlipay(アリペイ)またはWeChat Pay(ウィチャット・ペイ)を選択し使える。日本を観光で訪れている中国人観光客のタクシー利用拡大も見込まれる。
滴滴は今回の大阪を皮切りに、今後は京都、福岡、沖縄、東京などにサービスエリアを広げていくという。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.07.05
訪日中国人の空港利用状況を調査、日本出国時の免税店への立ち寄り状況は?
2024.06.05
1000円追加でカーボンオフセットと地域貢献、箱根一周エシカル旅行プラン、小田急電鉄が発売
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.03.28
訪韓外国人客が利用するアプリは? 旅ナカではネイバー、パパゴなど韓国アプリの利用率高く
2024.03.07
インバウンドに冬に人気のエリアは? 増加率1位は犬山市。カニ スキー 温泉など冬ならではの体験が人気
2024.02.01
冬季オーバーツーリズム解決に向けタクシー活用した「ニセコモデル」。9割がインバウンド、1日平均180件以上と利用好調
2023.11.14
タクシーアプリ「GO」インバウンド対応を開始、海外発行クレカ、携帯番号が利用可能に