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★英国旅行業協会の年次会議を東京に誘致、アジア初の開催

2018.10.15

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日本政府観光局(JNTO)が、英国旅行業協会(以下ABTA)の年次会議「The Travel Convention(トラベルコンベンション)」の東京誘致に成功した。この会議の開催は、これまで主にヨーロッパ内に止まっており、今回が初めてのアジアでの開催となる。

ABTAは約 1,200 社の旅行会社やツアーオペレーター等が加盟し、旅行業協会として英国最大。ABTA が主催する最大のイベント「The Travel Convention」では、旅行業界での最新トレンドや、政治、経済、IT、消費者動向など業界のビジネス発展に役立つ情報が、著名人のプレゼンテーションやワークショップなどで提供される。

また来年から日本政府と英国政府は、ラグビーワールドカップ2019と東京 2020 オリンピック・パラリンピックをきっかけとした文化・芸術分野の一層の交流促進を目標に「日英文化季間 2019-20」を開催する。同時期に重なる今回の会議の東京開催により、日英間の観光交流の拡大と両国の交流促進に勢いがつくとしている。

同会議はラグビーワールドカップ2019日本大会の開催期間にあたる2019年10月7日〜9日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で開催予定。ABTA の CEO であるマーク・タンザー氏を筆頭に、加盟旅行会社の幹部、キーパーソン等、約500人の参加が見込まれている。JNTOはこの機会に日本の多様な魅力を発信し、英国からの新たな訪日旅行需要を掘り起こしてさらなる誘客を目指す姿勢だ。

(やまとごころ編集部)

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